コロナの第二波、第三波はどうなる?

 

投資の分析手法でコロナの波を分析

 

こんにちは、マーケットの魔術師 奥村尚です。

 

今年はコロナ一色ですね。
9月になった今でも、まだまだ、猛威を振るっています。

 

ただ、NHKが発表するデータを用いて、
少しだけ投資と同じような演算をすると傾向が見える化できます。

 

まずは、これを見てください。

 

 

 

青い縦線は、NHKが毎日公表する感染者の推計です。

 

縦線は、日次データですが、これだけ見ると
「増え続けている」としかわかりません。

 

 

そこで、日次データを、昨日からの増えた分に対し、
昨日の人数で割ったものが、私が計算した赤い線です。

 

投資でいうと、昨日買って本日売った証券
つまり、“リターン”と同じ計算になりますね。
(縦軸はリターンの傾向を明確にするためにlogでとっていますが、
 今回は重要ではないので無視してください)

 

 

この赤い線をみると、傾向が明らかになります。

 

まず、大きな波があります。第一波と第二波です。
4月2日と8月1日に波のピークがありますね。

 

 

第一波のピークは、4月3日、11,8%

 

第二波のピークは、8月2日、3.5%

 

でした。

 

 

波の高さは、11.8 ÷ 3.5 = 0.3 ですから、
0.3倍になったわけですね。

 

 

そして、小さな波があります。
小さな波の周期は、ちょうど7日です。

 

つまり、4か月を周期とする大きな波は、トレンドであり、
どんどん下がっていることがわかります。

 

 

周期が一定だとすると、最も下に下がるのは、
8月1日の2カ月後ですから、10月1日です。

 

これが、第二波の終わりになります。

 

 

同時に、第三波の始まりになると思います。

 

その第三波のピークは、2か月後、12月初頭に来ると予想できます。

 

そして、ピークの大きさ、第二波の30%と予想できますから、
だいたい1%程度です。

 

 

もはや、脅威とは言えないレベルに抑え込みに成功している、
という状況になっているはずです。

 

 

投資のノウハウを用いて、公開データを少し加工するだけで、
案外事象を読み取れるものですね。

 

 

このブログではみなさんの資産運用のお役に立てる情報として、
金融、為替(FX)関連のマーケット動向や予測なども随時配信していきますので
次回の記事もご期待下さいね。

 

では、また次回をお楽しみに!

 

 

マーケットの魔術師 奥村尚