処理能力を上げて、トレードの精度を向上させる方法

 

 

クロックをUPする

 

こんにちは、マーケットの魔術師 奥村尚です。

 

本日はトレーダーにとって重要なスキルである
「頭の回転」「思考のスピード」について、
ちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。

 

株式投資やFX、NK225などをはじめとした
金融商品でトレードをするときに限らず、

 

日常においても、スピード感ある思考のコツを掴んでおくと
周囲の流れより一歩先をリードすることができます。

 

 

例えばコンピュータの中には中央演算装置(CPU)があります。

 

このCPUが演算をして、様々な情報処理が働きます。

 

また、CPUはクロックと呼ばれる「時計のタイミング」で
一つ一つの作業処理を行っているのですが、
このCPUのクロック速度を上げると処理速度も速くなります。

 

 

そのため、クロックを上げるとものすごく発熱し電力も消費するため、
ノートPCの場合、平時はクロックを遅めにし節電するようになっています。

 

そして、ここぞというときにだけクロックを
最大値まで目いっぱい上げるような仕組みになっています。

 

 

当然ですが、人間はクロックを持っていません。

 

が、この原理を応用して意識をすると、人間も処理を速めることができます。

 

情報処理スピードのUPはもちろん、
行動の処理もUPさせてテキパキ動くことができます。

 

 

その原理とは、こういったことです。

 

僕ら人間は、クロックと同じ“リズム”をもとに行動します。

 

ざっくりと言えば、そのリズムを変えることで
最も簡単な実践方法は、意外と誰でもやっています。

 

 

例えば、

 

・ゆっくり歩くか?
・思いっきり走るか?

 

です。

 

 

歩く時と走る時は、一歩にかける時間が違います。

 

だから移動速度が変わる。

 

それと同じ原理です。

 

 

実は、このリズムを意識することで、
「人間の脳の処理速度」を上げることができます。

 

大抵の人は普段、けっこう遅いリズムで動いていると思いますが
頭の中でそのリズム速度をUPするのです。

 

 

例えば、試験を受けている時、時間切れ直前、最後の5分になると
頭の回転が異常に速くなることは、誰でも経験したことがあると思います。

 

それを意図的に、意識して起こすことができます。

 

 

音楽に例えてもわかりやすいしょう。

 

ゆっくりの音楽は、おおよそ1分間に120のリズムがあります。
これを、120 BPM(beat per min)と呼びます。

 

速い音楽の場合、160bpmくらい。
時には180bpmを超えるものもあります。

 

 

頭の中でこのビートをイメージして、
リズムを切り替え(テンポを上げる)イメージをもつと、
意識しやすいでしょう。

 

いきなり、2倍とか3倍ではなく、
最初は5%,10%くらいの倍速をイメージするとうまくゆきます。

 

 

頭の中で、リズムを刻み、そのリズムのテンポを上げて
そのテンポで、脳内の処理速度を上げる…

 

いきなりは難しいかもしれませんが、
少しずつチャレンジしてみて下さい。

 

特に、FXのスキャルピングなどのような
スピードが要求されるような運用を行っている人には
習慣的に意識してみると、トレードにも良い効果が期待できるはずです。

 

是非一度試してみてください。

 

 

ちなみに、頭の中のリズムのテンポを上げた状態は、
数分という少しの時間でも結構疲れるはずです。

 

将棋やチェスのプロは試合時、一日中脳を酷使するのですが、
脳がエネルギーを大量に消費し発熱するので、
体重も3キロくらい落ちるそうです。

 

どれだけ大変かがわかりますね。

 

まずは熱暴走しないように、
冷えた部屋で脳を使ってみてくださいね。

 

 

このブログではみなさんの資産運用のお役に立てる情報として、
金融、為替(FX)関連のマーケット動向や予測なども随時配信していきますので
次回の記事もご期待下さいね。

 

では、また次回をお楽しみに!

 

 

マーケットの魔術師 奥村尚