オプトメトリーという言葉をご存知ですか?
おすすめ!トレードの準備運動
こんにちは、マーケットの魔術師 奥村尚です。
突然ですが、「オプトメトリー」という言葉をご存知でしょうか?
オプトメトリーとは、眼を科学し
眼をうまく機能させ、視る力をUpする分野の学問を指します。
人間が得る情報の80%は目から入りますから、
視る機能を向上させることは、大変に重要です。
株式投資、NK225、FXなど…
投資においても、情報を取る手段は、ほとんどが眼からになります。
本日は趣向を変えて、
「投資をするための準備運動」
とも言うべき眼のトレーニングについてお話したいと思います。
眼なんて、トレーニングしなくてもちゃんと使えているけど?
きちんと見ているぞ、そうか、視力を良くするトレーニングかな?
と思ったあなた、少し違います。
視力の世界共通の検査方法は、
C環(フランスの医者の名前をとり、ランドルト環ともいいます)
を使って、目で見る分解力を片目ずつ測定し、数値化する方法です。
これはいわば、「静的特性」といえます。
(ここでは、センサー物体としての「目」を、
人間の視覚を伴う時の「眼」と意図して区別します)
対して、オプトメトリーが説明するのは「動体視力」。
そして、その習得や向上のためのトレーニングです。
このノウハウ(オプトメトリー)でトレーニングを行うと、
“見る力”を向上させることができます。
ちなみに、こうしたトレーニングは
ビジョントレーニングと呼ばれています。
たとえば、本を読むとき。
行の端まで読むと、次の行の先頭文字に焦点を移動しますが、
次の行が瞬時に定まらないと、本を読む効率が下がります。
また、例えば携帯電話を見ながら歩くときなど、
至近距離の携帯電話と歩いている道を、
同時に(より正確には、短時間で焦点を切り替えながら)
使いこなす必要があります。
映画館で前の方に座った場合など、
左右の字幕を読むと、スクリーンに集中できないし、
スクリーンに集中すると字幕が読めない…
ということもよくもあります。
スピードのあるボールが近づいてくる時に、
ボールの中心に、正確に当てるスポーツなど、
(テニスや野球のように多いのですが)
これも動体視力に関係します。
最近すたれた感がありますが、3Dテレビも、
「左右で目の連動」がわるいと、上手いこと立体感が得られません。
その他にも、あらゆる局面で“モノを視る”というのは、
『目を開けている限り常時あると』いってよいでしょう。
これを、トレーダーに置き換えてみるとどうでしょうか。
トレーダーであれば、板やチャートを切り替えながら
見ていくことも多くありますから、
普通の人より眼を酷使しているかもしれません。
ですが、日頃から眼を鍛えることを意識しているトレーダーは
ほとんどいないのではないでしょうか?
実は、私が主宰しているセミナーでも、
短時間で簡単なトレーニングを行ったりする事があります。
トレーディングにも有用であることはもちろん、
普段の生活や仕事でも役に立ちますし、仕事力や運動能力もUpします。
案外眼のストレスにも効くんですよ。
トレーニング方法や効能などは、
今後、少しずつ紹介してゆきたいと思いますが、
家庭用のゲームでも、
ビジョントレーニングとして通用するものがありますし、
まずは、そういったコンテンツを使って
少しずつでも取り組んでみることをおすすめします。
このブログではみなさんの資産運用のお役に立てる情報として、
金融、為替(FX)関連のマーケット動向や予測なども随時配信していきますので
次回の記事もご期待下さいね。
では、また次回をお楽しみに!
マーケットの魔術師 奥村尚
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