悪徳業者の見分け方(投資顧問会社編)
世の中にはびこる悪徳業者
こんにちは、マーケットの魔術師 奥村尚です。
株で儲けたい! FXで儲けたい!
そういった願望は誰しもが持っていることでしょう。
そこで誰かにアドバイスしてもらいたいという事でまずネットで検索し
投資情報サイトや投資顧問会社に到達する方も多いかと思います。
そして、そこに記載されている内容を鵜呑みにして、
自分にも明るい未来がやってくると思い描くかもしれません。
しかし、残念ながら投資情報サイトや投資顧問会社は
必ずしも皆様の良きアドバイザーになるわけではありません。
むしろ大半のサイトは
インチキ=悪徳
と言っても過言でありません。
年利7000%達成!! 1週間で3倍 !!
などチャートを見せながら実績を鼓舞するサイトも多く見られます。
このような大げさな実績を掲げているサイトや会社は
ほぼ悪徳会社と考えていいでしょう。
現実問題として簡単に実績があげられるほど世の中甘くありません。
短期間で急騰する銘柄を、何度も的中させる事などプロでも難しいです。
信用して会員になって、情報をもらうとわかると思いますが、
実践した場合はほとんどが失敗することでしょう。
根拠のない情報に振りまわされ、次から次にお金を絞り取られることが関の山です。
また、会社によってはお金を預けさせようとして、
預けたとたん、連絡を取ろうにも取れなくなる場合もあります。
こうした悪徳業者については、十分注意してください。
それでは、悪徳業社の見分け方という事ですが、
まず第一にふるいにかけるとしたら何でしょうか?
間違いなく言えることは、
「投資助言業の免許を持っているか?否か?」
でしょう。
投資助言業社は、財務省の管轄下であるため、常に当局から監視されています。
年利〇〇〇%などと宣伝することはできますが、
それが嘘実であった場合、行政処分を受けることにもなり兼ねません。
行政処分を受けると、一定期間の業務停止、
悪質であれば、免許の取消といった事態になり、
その会社の死活問題となります。
免許のある金融商品取引業者は、誇大広告、虚偽の表記などはできませんので、
金融商品取引業者が出している実績は、基本的には正しいと考えられます。
その業者に免許があるかどうかは、ホームページを確認すると分かります。
例えば、「金融商品取引業社 登録番号:関東財務局長(金商)第〇〇〇〇号」
という感じでホームページに記載されていますし、
以下の金融庁のホームページにある一覧にも記載されています。
では、免許のない無登録業者が全て悪徳かどうかといえば、
それは断定はできません。
しかし、監督する組織が無ければ、無法地帯になるのが世の常です。
もしあなたが事業会社の経営者であったならば、
顧客を獲得するためには、多少嘘でもいい実績を見せたいと思いませんか?
無登録会社は財務省からは監督されてはいませんが、
不当表記、偽りの表記をした場合は、
景品法違反として、是正措置を命ぜられることもあります。
そうなった場合、措置に従い悔い改める業者であればいいのですが、
中には命ぜられたらサイトを閉鎖して、
また新しい法人やブランドを使って、また同じことを繰り返すこともあり得ます。
住所を転々と移しながら、悪事を続ける業者もあります。
無登録業者で安心できる業者を見つけることは大変ですが、
以下の項目をわかる範囲でチェックしてみるのもいいかもしれません。
(1)使われている投資顧問の顔写真がニセモノ
(2)無料コラム、無料情報が他サイトの引用や丸パクリ記事
(3)住所を調べるとボロアパートや明らかな空オフィス
(4)日付が矛盾した過去実績を掲載、ねつ造
(5)同系列のグループ内でテキストを使いまわしている
(6)サポート体制が最悪
(7)長期間サイトの更新を放置
(8)仕手株・仕手筋情報を謳っている
1つでも不審な点を感じましたら、その業者と付き合う事は止めましょう!!
結論といたしましては、大げさで、派手で、大きな実績を掲げている
無登録業者はほぼ悪徳であると判断できます。
このブログではみなさんの資産運用のお役に立てる情報として、
金融、為替(FX)関連のマーケット動向や予測なども随時配信していきますので
次回の記事もご期待下さいね。
では、また次回をお楽しみに!
マーケットの魔術師 奥村尚
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