コロナ感染者数とチャート分析
チャート分析で第4波を見える化
コロナ感染が止まりません。
感染が広がってはロックダウンし、また解除しては感染が広がる。
いたちごっこを、この先も、日本は継続することになります。
マスコミは、いつまで続けているのだ、いいかげんにしろと言います。
しかし、いうのは簡単ですが、では、
so what ? (で、どーするの?)
に回答していません。
政府は、この先を注意して見守るというばかりです。
実は、感染の状況は、誰でもチャート分析で簡単に見える化できます。
相場の場合、毎日同じルールで動くはずもなく、
どうせ当たらない、と普段は発言している私ですが、、
チャート分析は、過去と同じルールが今後も続くと考えられる場合、
偉大な力を発揮します。
この先も、ルールが変わらないとすると、
同じように推移するわけですから、予想できるのです。
青い縦線は、いろいろなメディアが毎日発表している、累計感染者数です。
この増え方は一定のルールがあります。
そのルールを明確にするために、当日増えた分を比率で示し、赤線でグラフにしました。
ついでに、今後も同じルールで推移する場合の曲線を推計すると、
今後を見える化できますね。
これが、完成した見える化チャートです。
赤い線で示す増えた比率は、投資でいうと、日々のリターンです。
伸び率を明確に出すために、縦軸にlogをとっています。
赤い線は、見事に3つのピークがあり、
いまは4つ目のピークに進んでいるのがよくわかります。
ピークとピークの間は、15(+-1)週間です。これが大きな周期です。
この大きな周期が、第1波、第2波、第3波であり、
今は第4波を上昇中で、つまり第4波のピークに向かっています。
マスコミのいう、もしや第4波か?ではなく、
既に第4波に明確に入っていることは誰の目にも明らかですね。
赤い線は、細かなギザギザもあります。
この周期は明確に7日です。1週間を単位としているのです。
これを書いている4月14日の段階では、
感染者データは4月13日までの情報しか発表されていません。
この大きな波と、小さな波の周期と減衰は
非常にリズミカルに数式に示すことができます。
そこで、三角関数と減衰曲線を合成して、今後の動きを推計して、
将来を延長したものが、見える化したチャートです。
せっかく作った見える化チャートなので、ドル円レートと並べてみました。
この関係は、なんとなく、関係があるようにも見えますが、よくわかりません。
いずれ、もう少し分析してみようと思います。
このブログではみなさんの資産運用のお役に立てる情報として、
金融、為替(FX)関連のマーケット動向や予測なども随時配信していきますので
次回の記事もご期待下さいね。
では、また次回をお楽しみに!
マーケットの魔術師 奥村尚
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