米国のファンドの動きの意味をきちんと捉える

黒船がやってくる

 

こんにちは、マーケットの魔術師 奥村尚です。

 

米国の大手ファンドが、日本でのビジネスを強化しています。

 

ファンドとは、基金であり、投資家の資金をそのファンドにまとめて、
プロの集団であるファンドが運用するというのが世界共通のルールですね。

 

日本では投資信託という意味で受け取られますから、
株式や債券の購入というイメージがあります。

 

欧米でも、日本でも、いわゆる投資信託の違いはありません。
大半が、このようなものです。

 

・インデックスファンド 株式指数に比例した運用をする
・ETF インデクスファンドを株式のように売買させる上場証券
・REIT 不動産の投信
・テーマ インフラ、ロボットなど、一定のスキームに乗った企業に投資するもの

 

こうしたファンドは、公募ファンドと呼ばれます。
誰でも、少額でも、参加できるのが特徴で、欧米でいう投資銀行、
日本でいう証券会社が募集を行っています。

 

 

欧米のファンドは、かなり違います。
パブリック(公募)であれば、同じですが
プライベートファンドという領域があるからです。

 

私募ファンドと呼ばれます。一人当たりの出資額がけた違いに大きく、
つまりは、少数のお金持ちが個人資産を運用するために、
プライベートファンドへ大金を出資している
のですね。

 

時にはヘッジファンドとも言われます。

 

普通に株式や債券、FXに投資する資産運用も行っています。
しかし、主事業は多くの場合、企業買収(M&A)でしょう。

 

非常に短期間で、企業を買いそして売る。
あるいは、A社を買って、そのまましばらく所有し、
値上がりを待つか、別の会社B社も買ってA社とくっつける。

 

簡単に言えば、そんな事業です。

 

半沢直樹のシーズン2を今やっていますが、
前半はまさに、そのようなM&Aの内容でした。
なかなか、手に汗を握る展開で楽しめましたね。

 

M&Aの対象になった企業は、自らを守るため、M&Aのプロに防衛を依頼します。
これをアドバイザリー業務として受けるのは投資銀行です。
買い手や売り手へのチャネルを豊富に持ち、財務や法律をグローバルに対応でき、
しかも24時間営業をする必要があります。

 

 

つい最近、時事通信は米国の大手ファンドが、日本企業への投資を強化するニュースを世界に流しました。

 

 

米KKR、日本企業の買収に7千億円を投資
米カーライル、日本企業の大型買収の資金を、数十万ドル(数千億円)の規模で計画
米ブラックストーン、武田の子会社を2400億円で買収と発表

 

 

日本でも、思わぬ巨大企業が、買収されるかもしれません。

 

このブログではみなさんの資産運用のお役に立てる情報として、
金融、為替(FX)関連のマーケット動向や予測なども随時配信していきますので
次回の記事もご期待下さいね。

 

 

では、また次回をお楽しみに!

 

 

マーケットの魔術師 奥村尚