反落の可能性あり!?祝日明けのトラウマが蘇る
今年度の上半期を終えました
早いもので、もう10月に入りましたね。
企業内では、9月末日に半期決算が確定。
その成績は11月中旬までに、順次発表されてゆきます。
その頃になると、おおむね、各企業の1年間の営業成績もわかってくるのですが、
現時点では、まだ大手シンクタンクの予想データを使って、
成績を読むのが唯一できることでしょう。
とはいえ、実のところ、業績は、今一つといったところが続いています。
10月1日から実施される消費税UPの影響も懸念される中、
内需の改善は、あまり期待できない…といったところでしょう。
東証1部企業の利益(経常ベース)増益率は、
半期ベースでは昨年度上期までは増益、下期から減益となっています(実績ベース)。
大手シンクタンクの予想では、この減益は、今期上期(11月に発表)も続くとの見通し。
ただ、そんな中でも、9月の株式相場は案外良い感じで推移してきました。
結果としては“強い上げ相場”でしたが、強気の理由は不思議なほど見当たりません。
ところで、今年の最高値は、TOPIXベースで、4/17。
日経平均(NK225)ベースでは、4/24でした。
GW前は、非常に調子が良かったのですが
(この時も特に強気な理由はなく、上げていました)、
GW前につけた高値は、GW後にズルズル下げ始めました。
ちなみに、5月にはいっての反落のきっかけは、
『GW連休明け直前にトランプ大統領が関税第三弾の税率引き上げ』
を表明したことでした。
それから数ヶ月たって、今↓。
TOPIX(9月26日)は、一時的にではありますが、今年の最高値を上回りました。
この動きを見ていると、なんだか、GW前と似た感じの相場の匂いがしますね…。
今週は、中国で建国70周年の式典がありますが、
この影響で10月1日(火曜日)~ 10月7日(月曜日)まで中國の株式市場は休場。
1週間の連休ですね。
連休明け…あるいは、連休中に、なにか変な事が起こる可能性は否定できないでしょう。
もちろん、なにもなければ良いのですが、念のため注意しておきたいところです。
このブログではみなさんの資産運用のお役に立てる情報として、
金融、為替(FX)関連のマーケット動向や予測なども随時配信していきますので
次回の記事もご期待下さいね。
では、また次回をお楽しみに!
マーケットの魔術師 奥村尚
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